読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Skunkのブログ

双極性障害2級です。A型授産施設に通所しながらPC全般に関わってます。最近は画像処理に関わってます。

就労移行支援事業所でのカリキュラムについて、その1

障害

 私はこの8月末に就労移行支援事業所を卒業して現在のA型授産施設に移ってきました。まだここでの日は浅く多くを語るわけにはいかないので就労移行支援事業所での話を中心に何回かに分けて書いてみたいと思います。

 就労移行支援事業所と言っても、実際の中身は事業所によってかなり違っているようです。就労支援事業所の指導内容を定めた法令はないといいます。たまたま私が通った事業所はメインのカリキュラムにパソコンのスキルアップを取り入れてました。パソコンはすべての受講者に一人一台ノートパソコンが割り当てられていて、各自のペースに合わせて学んでいきます。基本的にOffice2003のWord、ExcelPowerPointの3種類を学びます。

 実際に企業にいて現役の時にバリバリやっていた人はあまり困難を感じることなくパソコンに向かい合っているようでした。ただ話は私ぐらいの50代になるとかなり変わってきます。個人差がすごくあるのです。デキる人はテキストを見なくてもどんどん出来ます。出来ない人は全然というぐらい出来ない。去年の晩秋の頃だったと記憶しているのですが、年賀状を作り始めていました。デキる人はさっさと片付けてしまいます。しかし出来ない人は年が明けても出来上がらない。隣りに座っていた女性のPCをたまたま覗き込んでしまったら、まだ年賀状、それも年が明けて2月でした。2017年の年賀状を作るにはいかにしても早過ぎるかな?と思ったほどです。その人はその後すぐに通所しなくなりました。噂ではPCの件がかなり負担になったらしい。ちなみに私は前職で一通り使っていたのでさっさと「あなたは卒業」と言われて、軽作業系の訓練を積み上げていました。

 8月頃になって、若い男性が入所してきました。私は前職の経験から「若いから慣れてるだろう」と思っていたのです。ところが彼の口から意外な言葉が「パソコン、わからない、やりたくない」でカードの仕分けなど軽作業系の仕事に逃げてしまったのです。流石にこれは指導員の目にも止まったようで、彼はパソコンをやるようハッパをかけられて泣く泣くやらされていました。あまりやらされて病状が悪くならないかと心配したほどでした。

 最近大学で問題になっていることに、パソコン(ノート・デスクトップのどちらでもよい)を持ってない学生が増えている。レポートの提出を教官のメールアドレス宛にWordの添付ファイルを送るようにして、実際には手書きのレポートの写メを貼り付けて送りつける学生が増えていると。流石に各大学でも学生に指導をしているようです。しかしその背景には若者の深刻なパソコン離れがあると聞いてます。パソコンよりもスマホでしょうか。衝撃的なのはiPhoneiMovie使ってムービーは作れても、WordやExcelは使ったことがない、それどころかQUERYのキーボードすら触ったことがない。事務系の仕事に就きたいなら、ムービーなんて関係ない、OfficeSuiteを取り扱えなければいけないのです。

 実際には高校の教育課程で情報科があるのでやってるハズなのですが、付け焼刃的な授業内容なので身についていないのです。大学に入学するとパソコン買わないで、スマホを買ってしまうんでしょうね。私にも長男がいますが、大学進学のプレゼントはノートパソコンでした。それにモバイルルーターでしたが。

 しかし私もこれには目を疑いました。ただ日本語の文化ってどちらかと言うと太古から続いた毛筆に代表される手書き文化が根強く残っていると思います。欧米では古くからQUERY配列のタイプライタでOAが進んでいたのですから。日本語をQUERYで入力できるようになったのは、たかがまだ30年ほどにしか過ぎません。日本人であることに文化的にハンディを背負ってしまっているのかなとも考察します。(私は母親がタイピストでしたので徹底的にタイピングを仕込まれました、毎分140文字ぐらい入力できます)

 それにしても、Excelなら関数などがあるのでいろいろと勉強しなければならない点が多くあります。その点、WordやPowerPointの場合は基本骨格的な操作さえ覚えれば、あとはどうにかなります。できるところから手をつけていかないと致命的になります。特に就労支援事業所は2年間という期限がありますので。一日一日を大切にしないといけないと思います。